社長ブログ【社長の想い】


日付: 2025年10月30日

そもそも「なぜ働くのか」、同じ志で働こう


そもそも「なぜ働くのか」、同じ志で働こう

 

そもそも「なぜ働くのか」、同じ志で働こう

 

こんにちは。THSの鈴木です。今日は一番シンプルで、一番むずかしい問いに向き合います。

 

「なぜ働くのか」

 

僕はこの問いをどう考えるかで、日々の仕事に対する価値観や姿勢、ひいては人生自体も変わってくると信じています。

 

人間は、唯一「生きる目的」を自分で決められる動物です。目的を持たなければ「生きること」自体が目的になる。

すると、毎日は「なんとなく耐えるもの」に近づいていきます。一方で、目的を持てば「生きること」は手段になります。

目的地が決まると、道も地図も選べるからです。

 

歴史をなぞれば、ヒントは多いです。かつての人は、獲物を追い続ける生き方から、家畜や農耕へと舵を切りました。

備蓄が生まれ、余暇が生まれ、そこで多様な「仕事」が生まれた。

仕事は、単に生計を立てるための“やること”ではなく、「何のために生きるか」を社会の中で形にする場でもあります。

だから、働く目的が定まらないと、仕事は苦行に近づき、視野は短期に寄っていく。

逆に目的が定まると、仕事は工夫の連続になり、毎日はじんわり面白くなっていく。

 

教育の難しさも、ここにあります。

知識を教えるのは比較的簡単ですが、「高い目標を持てる考え方」を育てるのはすぐにはできません。

考え方=生き方の話だからです。

目標設定が低いままだと、成果は短期で切り取りがちになり、「今だけ、ここだけ、自分だけ」に揺れやすい。

すると利他的な発想、つまり「誰かの役に立つ喜び」といった実感が希薄になってしまいます。

 

働く意味を見つけられないと、人は効率だけを求めがちです。

頑張らなくて済むなら頑張らない。楽に行ける近道があれば迷わずそちらへ。

けれども、その地図には「自分が何者で、何を届けたいのか、目的地はどこなのか」というゴールがなくなってしまい、

ただただ行ったり来たり動き回るだけになってしまいます。

短距離走は速くても、フルマラソンではペースが持たず、いつかリタイアしてしまうでしょう。

 

では、どうするか。僕は「働く目的」を、自分の言葉で小さくてもいいから書き出すことを勧めています。

誰の、どんな“困った”を減らしたいのか。どんな“ありがとう”を増やしたいのか。

これがあるだけで、同じ作業でも態度が変わるはずです。

目的はコンパスのようなもの。毎日の針路を示してくれるものです。

 

THSは、このコンパスを持って働きたい人を歓迎します。

高尚でなくていい、完璧でなくていい。今日の自分が明日の自分に「よくやったね」と言える、小さな理由で十分です。

目的が言葉になると、仕事は“耐える時間”から“使う時間”に変わります。

あなたの目的を、一緒に磨いていきましょう。

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